焼杉の家
敷地は大阪府寝屋川市、駅から少し離れた約60坪の敷地です。住宅地から駅や学校への主要道路に面した角地のため1日中人が行きかう環境です。そうした環境から、自然と外ではなく内に開く平面計画となりました。
中庭を中心とする
約24㎡の中庭を設け、全ての空間がそこに面するよう計画されています。リビングからは、中庭を介して玄関、階段室、子供室を見渡すことができます。
開放感あふれるリビング空間
中庭にはウッドデッキを敷き詰め、5枚の木製建具を介してリビングと繋がります。気候の良い時には木製建具を開け放つことでデッキとリビングが一体化します。
焼き杉の外観
外観は、どこか懐かしい瓦屋根の続く街並みに調和するように切妻の勾配屋根とし、外壁には焼き杉を使用しました。内部空間とは相反して、あえてシンボリックな形状と素材を外部に用いることで内部と外部の対比を狙っています。