• GENRE
    RENOVATION
  • TYPE
  • DESIGN IMAGE
    JAPANESE / MODERN
  • EXTERIOR

INFORMATION

PRICE
総建築費 1500万円
坪単価 
SCALE
敷地面積 ㎡
建築面積 ㎡
延床面積 66㎡
PLACE
神奈川県
METHOD
DETAIL
COMPANY
nagom
リノベーション Sep.08.2021

1つの大きなリビング、1つ1つが小さなリビング

築40年の一般的な集合住宅の改修工事です。 間取りこそ当時建てられた団地の多くが採用していたプランでしたが 南側には屋内床とレベル差の少ない庭があり、屋内と庭を合わせると約18mもの長さとなる特徴がありました。 この長さを活かすために居室には間仕切り壁を設けず東西の壁面側に家具や水廻りを寄せることで、 居室中央にすべての床面をまとめ、庭までの連なりを感じられる平面計画を採用しました。 居室は障子によってゆるやかに区切り、すべてを開け放った大きなリビング空間にも生活シーンに合わせた小空間にも可変させることが可能です。

リノベーション前の空間

1980 年代に建てられた団地の一般的な3DK の間取りでした。間仕切り壁が多く、水廻りや北側に光が届きにくいため暗い印象でした。また最小限のスペースしかなかった水廻りを拡張するため浴室を北側の窓際へ移動しました。

どこにいても緑・光・風を感じられる空間づくり

この部屋の最大の特徴だった北側から南側の庭までの抜け感を活かし各居室が連なりながら、室内のどこにいても庭の緑を楽しめる間取りへと変化させました。そうすることで部屋全体に光と風を届けることができ、ジメジメしがちなマンションの1階中部屋のデメリットをメリットへと変換しました。

住まいの主役はキッチン

住まいの設計で1番打合せの時間をかけるのがキッチンです。各家庭によって使い方が異なることと、リノベーションの場合は特に全体予算の内、キッチンの占める割合が大きいためです。本計画ではキッチンもリビングの一部と捉え、壁付キッチンを採用しました。リビング家具の1つとして見せるために通常より長い3.3mの幅を持たせ、面材を他の家具と色を合わせたり、飾り棚を付けることでキッチンらしさを和らげていきました。

バスルームは小さいリビング

浴室はリビングのように居心地よく過ごせる場として設えています。普通のリビングのように床・壁・天井を仕上げ、テレビを置くと浴槽は水を張ったソファとなります。隣接する和室とは間仕切りがなく一体の気積となるため、湯を張っても全体の湿度が数パーセント上がる程度で影響は全くありません。開放的な浴室を綺麗に保つために重要なのはシャワールームを別に設けることです。蒸気が発生するのはシャワー時、カビが発生するのはシャンプーなどの油分が原因のためです。そうすることで居室のような浴室を作ることを可能にしています。

継続的に綺麗に生活するための収納計画

引っ越し直後は整理整頓されているため綺麗に過ごすことが出来ますが、長年住んでいると段々と物が表に出てきてしまいがちです。そのため、設計時には入居前の荷物の1.5倍程度の収納を設けるようにしています。また、急な来客があってもパッと隠せるような場所を作っておくと生活のしやすさが増すと思います。玄関、トイレ、洗面所はメインの居室ではありませんが生活の質に直結する場所なので裏廻りとはいえ、丁寧に設計することを心がけています。

マンションでも屋外空間を室内に取り込む工夫を

マンションでは屋内と屋外とが分断され、終日カーテンが閉められてしまう場合がほとんどですが、屋外を屋内に取り込むことで空間が一気に華やかになります。本計画では室内に匹敵する広さの庭があったため、ウッドデッキを設置し植栽を植えることで木漏れ日や風の音を室内から感じられるよう設計しました。

特別感を感じられる照明計画

近年、LED照明の進歩が凄まじく、これまでは出来なかったような照明計画が可能になりました。特にライン照明が小型化し安価になってきたことで間接照明が採用しやすくなりました。本計画ではほとんどを間接照明とすることで天井面を綺麗に納めています。また調色ができる製品が増えてきたため、昼は自然光に近い色温度に設定し、夜は暖色系の色温度にすることで特別感のあるディナータイムを楽しむことができます。

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COMPANY :

nagom

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