魚屋の家
本計画は江戸時代から残る近江商人の家屋が連なる街並みに計画された一戸建て住宅です。その為、前面道路には沢山の観光客が通ります。そこで本計画では、塀で囲われた近江商人の街並みを現代風に解釈を行い、塀と建物を一体でデザインすることでプライバシーの守られた住まいを計画しました。
印象的な外観
屋根はガルバリウム、外壁にはソリドと現代の素材を利用しつつも、色味や形式(門や塀のある街並み)などは街並みにそろえました。
非日常を感じられる空間
その象徴的な塀は内部空間にも繋がり、画廊のように絵画を趣味とするクライアントの絵を飾る壁としても活用され、中庭を通して内部と外部を緩やかに繋いでいます。
中庭からの光は内部空間に幻想的な陰影を創り出し、クライアントの日常に非日常的な空間を創り出してくれます。
緑と光の演出
吹抜け上部に観葉植物を置くスペースを設け、天窓からの光で非日常的な空間を演出しました。