光のボイドのある家
今回の敷地は、間口5.8m、奥行20.0mの敷地面積105㎡の土地である。西宮市の駅前にあり、昔の商店街の一角の土地であった。両サイドには住宅、裏側には高層マンションが建っている。周囲に眺望や採光を取り入れることができる場所がない閉鎖間のある敷地であった。光の取り入れと外部ではなく内部空間の豊かさを設けることが必要とされた敷地であった。そこで分棟型の建物を計画することにより、建物の中心部に光あふれるボイド空間を設けた。1Fから2Fのロフト部分まで約10mの吹き抜け空間は光を踏んだんに取り入れ中庭に植えられた植栽を眺めることができる空間となっている。
また、リビングスペースとダイニングキッチンスペースを前後に分け、光のボイドにブリッジを設け行き来できる配置計画となっている。このことにより、リラックスできる空間と食事を楽しむことのできる空間を緩やかに分けることができた。
外部に開くことができない敷地で、建物中心部に光のボイドを設けることにより、光をふんだんに取り込むと共に、生活空間を緩やかに分け、常に光のボイド空間を感じながら生活を楽しむことのできる内部に開かれた住宅となった。
玄関から2FLDKまで届く坪庭
周囲は建物に囲まれた閉鎖的な敷地1Fから2Fのロフト部分まで約10mの吹き抜け空間は光を踏んだんに取り入れ中庭に植えられた植栽を眺めることができる空間となっている。外部に開くことができない敷地で、建物中心部に光のボイドを設けることにより、光をふんだんに取り込むと共に、生活空間を緩やかに分け、常に光のボイド空間を感じながら生活を楽しむことのできる内部に開かれた住宅となった。
2Fリビングに繋がるロフト
狭小住宅のため、子供室はLDKからロフトへと繋がる。ロフト空間も坪庭へと繋がり、家のどこにいても坪庭を感じることができる。光のボイドを介して各室に光を届ける。
リビングスペースとダイニングキッチンを坪庭を返し緩やかに分ける
リビングスペースとダイニングキッチンスペースを前後に分け、光のボイドにブリッジを設け行き来できる配置計画となっている。このことにより、リラックスできる空間と食事を楽しむことのできる空間を緩やかに分けることができた。