一之江の家
間口の狭い敷地に建つ3階建ての住宅です。間口に対して奥行の長い敷地のため建物中央に中庭状の屋外スペースを確保しそこから採光や通風を確保しています。建主の希望で全体的に和のテイストを取り入れた落ち着きのある住まいです。
玄関框に間接照明のある玄関
和の要素で構成された玄関です。客間への入り口は解体前の旧家から継承した古い建具を再利用しています。
アーチ型の入口をくぐる和室
玄関から入ってすぐに、アーチ状の入り口をくぐると和室が広がります。
小上がりダイニングと対面キッチン
ダイニングは畳敷きで小上がりとし一枚板のダイニングテーブル、を設えました。キッチン前にはカウンターを設けそちらでも食事を楽しむことのできる趣向です。
中庭
2階のダイニングに連続して中庭をつくりました。プライバシーに配慮し囲われた空間としつつも採光や通風を室内に取り入れるための外部空間としています。休日にバーベキューを楽しむなど多様な用途に対応した空間です。