ワークスペースと統合されたLDK
マンションのリノベーションです。もともとは不便な部分を改善するとともに、LDKにあった作業スペースをもっと使いやすいようにするといった、簡単なリフォームのご要望でしたが、お話ししていく中で、今回のようなキッチンも含めたリノベーションの提案となりました。
そのおかげでインテリアも様変わり。開放的で広々とした空間となったLDKは、使い勝手も大幅に改善されました。
インテリア
クライアントがもともと所有していたチェリー色のアルフレックスの家具に合わせ、インテリア全体をデザインしました。ウォルナットのフローリングに、赤みと艶感のあるチェリーの木目と黒い左官の壁が、大人のインテリアといった趣きに。アルフレックスのショーケースも、クチーナのキッチンのバックキャビネットにぴたりと嵌まり、融合してみえます。
夜は間接照明にダウンライトというメリハリのある照明計画で、より艶っぽく高級感のある雰囲気に仕上がりました。
workspace
新たなworkspaceも、インテリア全体の枠組みのなかでデザインされ、キッチン同様に浮遊感のある造作に。デスクと一体となった〈囲い〉によって、オープンでありながらもその領域を主張し、集中できる空間となりました。PCやオーディオ機器の配線スペースなどゴチャゴチャしてしまいそうな部分も、どのように整理するかということまでクライアントと二人三脚で考え抜いてつくり込んでいます。