甲賀の家
本プロジェクトはT字路の突当りで三方道路に囲まれた街のアイコンとなる立地に計画された住宅です。クライアントはこの住まいで将来小さな喫茶店もしたいという夢を持っておられました。そこで山小屋の喫茶店のような三角屋根のボリュームを2つ創り出しそこにプライベートな空間と半パブリックな空間を落とし込みその2つを緩やかに繋げる住まいを計画しました。
将来も見据えた2つの空間
1つ目の空間には将来喫茶店としても使えるようにオープンなキッチンと土間のLDを設けました。2つ目の空間にはプライバシーの守られたリビングに水回りと居室を設けました。
半パブリックな空間
明確に分けられたゾーニングは1つの住まいの中での動線を明確にし、プライバシーが守られながらも半パブリックな空間と街とが緩やかに繋がる住まいを創り出すことが出来ました。
街並みに溶け込む豊かな住まい
2つの三角屋根の外観は街のアイコンとなり、将来喫茶店として活用される頃には、庭の樹木も生い茂り外壁の焼杉も良い感じに朽ちてき街並みに溶け込む住まいとなるでしょう。