中庭を中心としたコートハウスの平屋建て
敷地は、分譲区画を形成する外壁距離によって均一化され、共通の特徴を持つ住宅が建ち並んでいる。
計画地は、周辺の土地と比べて恵まれた広さを有し、隣家が迫る状況ではない為プライバシーの確保と開放性の同居するよう計画した。中庭を中心としたコートハウスの平屋建てで、大きな開口と中庭を繋ぎ豊かな空間となり、更に玄関脇の通路を建具によって区切ることが出来、時にはプライバシーを確保し、家族4人が伸び伸びと暮らせる内的空間となりました。
昼夜輝く外観
日中は太陽の光で、”白”が輝きを放ち、夜間は散りばめられたスポットライトにより雰囲気を創り出します。細長い敷地という条件での中で、建物を外に膨らませ中に遊べる空間を作るよう設計しました。
まとまりを持つエントランス
中庭へと通じる道を建具で仕切ることが出来、自由自在に中にプライベートな空間を作り出せます。玄関にはフロストガラスを取り入れ、光が差し込み明るい印象にしました。玄関から入ると右手側に大きな収納を設け、すっきりと空間をまとめ上げることができます。
リゾート感を演出するLDK
中庭と隣接された、リゾート感を求められた家族団欒の場となるLDK空間。キッチンから全体を見渡せるようにリビングダイニングを一体にし、さらに中庭と連続させ開放感を生み出しています。空間のサイドに天井を照らす間接的な照明を設け、暖かくリラックスのできる空間に設計。
プライバシーのある中庭
建物と壁に囲まれるように設けられた、プライバシーのある中庭。ハンモックで昼寝をするのも良し、外でバーベキューするのも良し、様々な用途で楽しめる居場所づくりをしました。夜間も間接照明で特別感を演出し、アオダモ、オリーブの木が空間のアクセントとなります。