複数家族でシェアするセカンドハウス
2家族の週末住宅としてシェアするセカンドハウスの計画。眼下に海が広がる高層マンションの一室を共同購入されたクライアントからの依頼は、大人数で集いやすく、海を近くに感じられる別荘らしい空間と地元工務店を見つけて工事する事。我々は現地に通いながら初めての地で設計監理を行った。腕の良い職人さんと良心的な価格、寛容な管理組合に支えられたプロジェクト。
海を引き込む斜めのライン
窓が1カ所のみで、奥行きの深いマンションに出会う事は多いと思いますが、ここでもそういった経済設計ゆえの住空間に対してのリノベーションだった。 そこで、部屋の手前と奥をつなげる対角線状のラインを引いて、海への視界を奥まで引込むことで奥の暗さを中和し、空間に奥行き感を与えた。
存在感を消す仕上げ
中央に鎮座していたコンクリートの大梁を分断する形で異なる質感を与えたことで、大梁の存在感が弱くなり、空間が広く感じられる。
既製品をアレンジした造作
既製品のキッチンを取り囲むように制作した無垢板のダイニングテーブルと堀りコタツ式の座席や既存の押入れ2つ分を改装した長さ4mの2段ロングベッドを設計。
木製建具のバリエーション
空調器具を隠しながら給排気を行えるパネル、有孔パネルで風を通す扉、シナベニヤを塗装した建具、立つ位置によって目隠しにも視線の抜けになるルーバーなどを設計。