空間が連続し家族が繋がる立体回遊プラン
お施主さまに最初にお会いした時、いただいたリクエストの中で印象的だったコメントは「理想は平屋」ということ。敷地や諸条件から物理的にそれは不可能でしたが、家族の繋がりを最重要に考え、どこにいても家族の気配が感じ取れることを熟考して計画しました。
回遊プラン
要望や条件を考慮した結果、全体を1/3 層づつずれるスキップフロアとして、空間のシークエンスを最大限に活かした構成に、また、その延長で、階段で上り下りしながら、最終的にはぐるっと家の中を一周できる回遊プランとすることにもなりました。
空間の演出
中庭、水盤、素材の設えや照明計画など、この3階建ての大きな住宅には、いたるところに空間演出の仕掛けがちりばめられています。
日常生活のシーンを感じる
ダイニングキッチンと窓先は桜の街路樹があり、春には桜の景色を望むことができます。各々のコーナーで気持ちの良いシーンが生まれ、それらが連続してひとつのストーリーとなることを目指しています。