暮らしの価値を追求する国内有数のハウスビルダー株式会社アース
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Oct. 05, 2020
0LDKの遅澤です。第1回目の取材は、東京の江戸川区一之江に拠点を構える株式会社アースさん。設計と施工の両方を兼ね備えたハウスビルダーであり、注文住宅の中でもとくに狭小住宅に強い企業です。実はアースさんとは5年ほどお付き合いがあり、私もよく知る国内有数のハウスビルダー。さまざまな建築誌に掲載されるだけでなく、コンテストでの受賞歴も多数。本日は暮らしの価値を追求し、思いをカタチにする代表取締役の橋本社長にお話を伺ってきました。
CONTENTS
ハウスビルダーだから実現できる、理想の住宅
- 株式会社アース 代表取締役 橋本 雅志
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東京江戸川区の一之江に位置する、設計と施工が一体となったハウスビルダー。注文住宅・リノベーションやリフォームを行う。特に狭小住宅の設計・施工を得意とし、2018年にはLIXILメンバーズコンテストで見事グランプリを受賞。
遅澤 : 本日はありがとうございます。アースさんのこだわり、魅力をいろいろお聞きしていきたいと思います。よろしくお願いします。早速ですが、御社は設計と施工が一体となったハウスビルダーです。工務店や設計事務所にはないメリットがあると思いますが、ハウスビルダーにはどのような優位点があるとお考えでしょうか?
橋本社長 : こちらこそよろしくお願いします。ハウスビルダーは設計と施工が一体だからこそ、完成イメージの相違が少ないという事が大きなメリットですね。例えば、細かいディテールにおいても、差異がなくイメージ通りの家が建つことが挙げられます。また、無いものは全て自分たちで作ってしまうことが出来るという点も強みですね。
遅澤 : 無いものを作ってしまう、とは具体的にどういう事でしょう?
橋本社長 : 例えば、キッチンにおける背面のカウンター収納です。電子レンジやポット等の家電製品を置く棚で、配線の見えてしまう仕様が嫌だというお客さまがいらっしゃいました。既製品では、家の規格にあわせての対応が難しい。。。そこで、我々は棚の中に空洞を作り配線を中に通せるよう加工することでお客さまの思いをカタチにすることができました。
遅澤 : なるほど。実際にそこまで調整が効くというのは嬉しいですね。たしかに私も配線に関しては悩むポイントではあります。他にもありますか?
橋本社長 : そうですね。他だとバスルームに関しても規格にないものは全て自分たちで作り、スペースを最大限有効に活用した提案が可能です。逆にハウスメーカーだと間取りや規格に合わせなければならず、そのような対処は難しい場合が多いと思います。
ハウスビルダーであるわたしたちだからこそ、規格に合わせるのではなく暮らしに合わせた住まいを生み出すことが出来ますね。
コンパクトで豊かな暮らしの創造
遅澤 : 一般的なサイズの注文住宅はもちろんですが、いまとくに狭小住宅の設計・施工が非常に多いと伺っております。狭小住宅においてどのような事を意識し、またどう考え具現化をしているのでしょうか?
橋本社長 : 狭小住宅を希望するお客さまには、一様にあれが出来ないこれが出来ないのではないかと諦めてしまっている方が多いように思います。
遅澤 : 仰る通り、狭小住宅の場合は条件があり制限が多いイメージを持っています。
橋本社長 : そうなんです。ですが、限られたスペースでもアイデアと工夫次第でいろいろなことが出来ます。だからこそ、お客さまの「こんな風にしたい。こんな風に暮らしてみたい」という思いを、わたしたちの経験・アイデア・技術でカタチにし、夢を実現していきます!
遅澤 : なるほど。コロナ禍でリモートワークが増え、自宅での仕事や家での暮らし方も日々変わっているようにも感じます。アイデアや工夫も都度アップデートされ、変化をしていくものなのでしょうか?
橋本社長 : そうそう。だからこそ、お客さまのWANTSに情熱を以て向き合うことで、わたしたちも共に成長し、変化し続けます。そこで培った経験から、新たな創意工夫力が常に生み出されてるのを感じますね。これからも「コンパクトで豊かな暮らし」を掲げ、暮らしの価値について追求し続けていきます。
遅澤 : なるほど。それでは、橋本社長にとっての暮らしの価値というのは何でしょうか?
橋本社長 : 暮らしの価値…というのは人それぞれですが、シンプルにいえばそれは「時間」だと思っています。
遅澤 : 時間ですか?
橋本社長 : そう「時間」ですね。弊社では提案時に必ず10年後と20年後のプランを出しています。この先の未来で、2世帯が1世帯になってしまうことだってありますよね。時間によって暮らし自体が変化すると捉え、その上で提案を行っています。
遅澤 : そのような視点を設けて家づくりを捉えたことが無かったので、それは驚きです。
橋本社長 : 注文住宅を求められるお客さまには、お子さんが3歳位の時にご依頼されるケースが多いのです。だからこそ、子供部屋の使い方にも成長に合わせた工夫を施します。お子さんが2人いらっしゃる場合、小さいうちは1部屋を2人で使い、片方をホビールームとして提案します。成長し、大きくなったらいよいよ部屋を分ける。また、子供達が巣立った後の部屋や間取りの使い方に至るまで提案をしています。どのように暮らし過ごすかを共に考え、そのご家庭の未来設計をも担っていると考えていますね。
メッセージ
遅澤 : 最後にこれから注文住宅を考えている方、アースさんに興味を持たれた方にコメントをお願い致します。
橋本社長 : 具体的なご要望でなく、こんな風に時間を過ごしてみたいなど抽象的で構いません。その思いの丈をぶつけて頂ければと思います。新しい暮らしづくりにあたって、共に考え共に創り上げていきましょう。わたしたちはそのご期待以上の価値をご提案差し上げたいと思っております。お気軽にお申し付けください。
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株式会社アース 江戸川区・葛飾区を始め東京23区・千葉県を中心に注文住宅やリノベーションを提供するハウスビルダー。