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新築住宅
生活を既存の間取りから解放する。たとえば、グリット状の間取りは設計や施工のしやすさなどから導かれた形状であり、そこに住む人や周辺環境にとって必ずしも最適のかたちであるとは言えません。花や木や人の形などに同一の形状のものがないように、パターン化された間取りに人の生活を当てはめることは、場合によってはすこし乱暴だと感じることがあります。そこに住む人やその場所の個性、また時代性などを自分なりに捉えて設計していけば、従来の住宅とは違う、オリジナルな住宅が出来上がっていくのではないかと考えています。
クライアントの様々な要望に耳を傾け、生活に対する根源的な欲求を明確にし、時間をかけた検討を通じて住宅の骨格を提案します。また、周辺環境との関係を熟慮し、敷地を超えた目線で住宅を考えます。その人ならではの、その土地ならではの快適性を大切にします。そして、それらを図面やCG、たくさんの模型を用いて丁寧に検討します。
1986年 三重県生まれ
2010年 名古屋工業大学大学院修了
2010-2016年 studio velocity 一級建築士事務所勤務
2017年 葛島隆之建築設計事務所設立 現在、名古屋造形大学・大同大学・名古屋工業大学にて非常勤講師
2019年 住宅特集10月号(新建築社)-若手建築家の目指すもの- に掲載
2020年 35歳以下の若手建築家による建築の展覧会2020 に選出